アメリカ合衆国一周列車の旅

2001年 大学4年の終わりの春

卒業記念も兼ねて、春休みを使って海外への旅を計画した。

海外には行ったことなかったんだけど
英語も全然だめなんだけど
アメリカ合衆国を一周することにした。

航空チケットと、アメリカ到着後の最初と帰国前の4日間のホテル以外は
すべて現地で探すことにした。
アメリカでもやってしまいました、行き当たりばったりの旅。
海外に行ったことさえない邦蔵が
果たしてこの旅を無事クリアできたのか?

邦蔵の無謀旅シリーズ 第3弾
邦蔵ついに海を渡るの巻

この旅では出発前からとんでもない事が起きて、出発後のアメリカでも様々な出来事があった。
まずは、この旅の計画から・・・

大学4年の2月後半から3月初旬。卒業論文を仕上げるためにかなり多忙な日々を送っていた。
外国へ行ったことさえない邦蔵。いきなり18日間という長い期間の外国への個人旅行だから
卒論と同時に行っていた準備もかなり大変だった。まずは情報収集。
場所、目標、手段をどうするのか。実は、世界一周を最初は考えていた。
学部から大学院へあがる間に、大学を休学して1年間くらいの期間を使って
世界一周の旅をやりたいと真剣に考えていた。
しかしながら現実的には、さすがに休学という手段は危険だし、研究室で許可が下りる可能性は低かった。
そこで考えたのがアメリカ一周。
卒論発表後から卒業式までの間をフルに使えば、アメリカを一周できるのではないかと考えた。

アメリカ一周っていう目的を作ったけど、飛行機で一周してもなにも面白くない(邦蔵的には)。
いままでは、可能な限り自分の足で地を踏みしめて旅をしてきたから今回も可能な限り
アメリカ合衆国というものを体感できるようにと選んだのが列車だった。 アメリカは広い。
航空網は発達しているし、自家用飛行機を持っている人も多い。車大国でもある。そんなアメリカにも
鉄道は存在している。けど日本ほど路線が縦横無尽に張り巡らされているというわけではなく
主要都市と都市を結んでいるといった感じだ。邦蔵はこれを利用してアメリカ一周をしようと決意。
アメリカから路線図と時刻表を取り寄せて計画を立てた。
そして決定したルート。
日本→ロサンゼルス→オーランド→ニューヨーク→シカゴ→ロサンゼルス→日本
アメリカ・カナダ以外の人が使うことが出来る15日間フリーパスというのがあることを知り購入した。
30日間パスというのもあったが日程的に都合がつかず断念。
ルートは15日間で帰ってこれるように計画を立てた。基本的に主要都市に2泊づつで残りは車中泊だ。

そして出発前日。いきなり事件が勃発した・・・。
成田空港にて日本で

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